Amazonクレジットカード開始

Amazonは2月1日よりAmazonポイントを開始し、同時に前日まで続けていたギフト券の還元サービスを終了した。

月に1万円Amazonで書籍を購入した場合、Amazonポイントは書籍の場合1%しか付加されないので、100ポイントの還元となる。1ポイント=1円換算で次回以降のAmazonでの買い物に利用できる。しかし、本+CD ギフト券還元プログラムでは500円還元されていたことを考えると、還元率は最悪1/5となってしまった*1

筆者の場合、毎月コンスタントに1万円以上Amazonで書籍を購入しているので、毎月500円のギフト券還元を受けてきたが、同額分のポイント還元を受けようと思うと5万円も購入しなくてはならなくなった(そんなに買えるわけが無い)。Amazonポイントへの移行は、筆者にとっては実質のサービス低下であった。よくなった点を無理やり探すと、いつでもポイント残高を確認でき、今までにAmazonで何円分購入したかということがすぐに分かるため、無駄遣い防止効果が幾分期待できるかもしれない。現在の筆者のAmazonポイントは44ポイント。2月1日以降の半月分なので大体いつものペースだ。

ところが、本日AmazonAmazonクレジットカードを開始した。Amazonクレジットカードを使ってAmazonから商品を購入すると購入金額の2%のカードポイントが付与されるらしい。500カードポイントたまるたびに、500円分のAmazonギフト券がもらえるようなので、実質Amazonポイントと同様に、1カードポイント=1円と考えることができる。

結局、Amazonの買い物にAmazonクレジットカードを使えば、AmazonポイントとAmazonカードポイントの合計で3%の還元となるAmazonギフト券の5%の還元率には及ばないが、幾分改善された感じがする。そんなわけで本日早速Amazonクレジットカードの入会申し込みを行った。当分はAmazonでの買い物専用とする予定だが、すべての購入に1%のポイントが付くならメインのカードにしても良いかもしれない。

Amazonだけは個人情報の流出事故を起こしませんように

追記(2008年4月29日)

2008年4月中旬頃からAmazonクレジットカードの新規受付が凍結されている。僅か1年2ヶ月ほどの短命に終わったわけだが、あまりに甘い審査がネックとなったのだろうか。発行済みのAmazonクレジットカードはそのまま継続して利用できる(期限が来たら審査を経て更新用のカードが発行される)ようだが、何とも残念である。クレジットカードのポイント還元は、再販制度により値引きが出来ない書籍販売における価格破壊の大きな可能性を秘めていただけに、もうちょっと頑張って欲しかったところだ。

*1:一月に1万円以上いくら買っても500ポイントしか還元されなかったので、月に5万円以上使う人は還元率が向上することになる