頭痛

LM-72007-03-15


筆者は慢性的な頭痛持ちで、よく頭痛が酷くなって仕事にならないことがある。頭痛薬をデスクに常備し、さらに熱冷まシートを用意しているが、それでも楽にならないときは仕事の効率が著しく低下する。今日は午後から頭痛が酷かったが、帰宅後も回復する気配がないので、今日の日記更新は縮小版にしてさっさと寝ることにしたい。

頭痛 - Wikipediaには群発頭痛のイメージが掲載されているが、群発頭痛の辛さがびしびしと伝わってくる画像である。Wikipediaで掲載されているイメージの中でも異彩を放っており、真面目な解説文とのギャップが強烈だが、このようなイメージをチョイスした編集人のセンスを賞賛したい。

筆者はどうも偏頭痛らしく、以前病院にかかったときにはトリプタン系製剤であるイミグランを処方された。イミグランは英国グラクソ・スミスクライン社が開発した5-HT1B受容体及び5-HT1D受容体に選択的な作動作用を有する画期的な偏頭痛治療薬である。5-HT1B/1D受容体は脳動脈に多く分布し、頭蓋内外の血管収縮作用に関与すると考えられているが、イミグランは5-HT1B/1D受容体に作動作用を有する。イミグランは痛みが強くなってから服用しても効果がある点で画期的であり、近年偏頭痛治療に広く利用されているようだ。

入手には医師の処方箋が必要なので、入手性は悪く、筆者もずいぶん前に切らしてから保持していない。保険薬価で1錠1,000円以上するので、多用は出来ないが、頭痛が酷いときには手元にあってほしい薬だ。少なくとも今日はどうしようもないようなので、我慢して寝てしまうこととする。