就寝前のメディア利用は睡眠不足を招く

LM-72007-08-26


ITmediaによれば、大阪大学の調査によって、就寝前にインターネットを使ったりテレビを見たりしている人は、そうでない人と睡眠時間は同じでも、寝不足を訴える割合が高いということが分かった。

インターネットをしていて睡眠時間が短くなり、睡眠不足になるのならば話は簡単だが、睡眠時間は減っていなくても、就寝前にメディアを長時間利用している人は睡眠不足を訴える割合が大きいという。特にインターネットはテレビよりも寝不足感に影響しやすいとのことだが、能動型メディアと受動型メディアの差が影響しているのだろうか。あるいは小さな文字を読むことによる疲れが原因なのだろうか。

一方で、『快適な睡眠のために』に示したような生活スタイルの違いが、寝不足感の違いに現れている可能性もある。インターネットやテレビ漬けの人はクーラーを利用している割合が多いかもしれない。クーラーを1.5時間タイマ設定で利用しているとクーラー切断時に睡眠が妨害され、クーラーなしの場合に比べて寝不足感が増すことは十分考えられる。

筆者も就寝前にはネットに接続している場合が多いが、快適な睡眠を得るためには生活スタイルを変えるべきかもしれない。