なぜこんな人材を国会議員に選ぶのか

さくらパパ。自分の子供をプロゴルファーに育てた実業家。なぜか先の参議院議員選挙に当選、参議院議員となる。政治とは無縁の人生を歩んできており、当然政治に関する知識は皆無。なぜこの国の有権者はこんな人材を国会議員に選ぶのか。選挙運動中にも年金納付履歴の確認時に虚偽の申請を奨励する発言を行うなど、浅慮が透けて見えるような主張をしていた。どうしてこんな一方向からしかモノが見られないのか。

そして8月30日号の週刊新潮で報じられた不倫疑惑に賭けゴルフ疑惑。横峰議員は「週刊誌に報じられた過去の軽率な行動については、反省するところもあり、家族からも叱責を受けました」と述べ、報道内容を認めて謝罪、24日には民主党鳩山幹事長が本人を厳重注意したと述べた。

07年8月22日発売の週刊新潮(07年8月30日号)は、横峯氏には07年1月まで交際していた「半ば同棲状態」の愛人がおり、この女性に対して、国会議員になれば秘書の給与を国が出してくれるとして、秘書になることを持ちかけていたほか、1打1万円の「賭けゴルフ」で多額の掛け金を「巻き上げ」、さらには愛人に対して首を絞めるなどの暴力をふるった、などと愛人の証言を交えて報じていた。

大ピンチのさくらパパ 一転「事実と違う」と主張 : J-CASTニュース

国民の血税で愛人を囲おうと考えていたなど言語道断であり、国民の代表たる議員にふさわしいとはとうてい思えない。最初から単なるお飾りの国会議員になる気満々のさくらパパ。実務をやる気がないので、議員秘書という要職に愛人を臆面もなくあてがう。もちろん民主党としては彼に期待する所なんて一切無いことが明白である。客寄せパンダの役割が果たされた今は単なる数あわせでしかない。よくもこんな地位にのうのうと居座っているモノだ。

恥の上塗りとしかいいようがないが、28日には週刊新潮と愛人を相手取って5,500万円の損害賠償を求める訴訟を起こした。彼にいわせれば、女性には慰謝料名目で500万円を要求されており恐喝を受けていたとし、週刊新潮を恐喝に荷担したと強く叱責した。また、賭けゴルフに関しては10年以上前に5,000円ぐらいの賭けゴルフをやっただけだとした*1

噴飯モノなのが逆ギレしてブレーキがきかなくなったさくらパパ

エキサイトしすぎて、弁護士が「怒るな、けんかする場じゃない」と何度もなだめたが、怒りは収まらず、最後は弁護士も「もうええわ、こんな会見」とさじを投げる場面も。

http://www.sponichi.co.jp/society/news/2007/08/29/01.html

感情の抑制が効かないというのは政治家として致命的な欠点であるように見える。誰だよもう、こんな人材を国会議員にしたのは(嘆息)。

*1:後日、週刊新潮「盗人猛々しい」と追撃し、1日で70万取られたとする会社社長の証言を掲載した。