ぴったりテキスト範囲選択する方法

ホームページを作る人のネタ帳の『ブロガー達へ。ブログの投稿にFirefoxがすごく便利なのは知ってましたか?』というエントリで、IE上でテキストを範囲選択する際に、前後の余計な文字までが選択されてしまい鬱陶しいという話が挙げられている。コトノハ○×にも『マウスでテキスト中の単語などを選択する際、余計な部分まで選択されてしまいイライラ』という投票があり、多くの賛同票を集めている。

たとえば上記の段落の「いうエントリで」という部分だけIEで範囲選択しようとすると直前の「と」まで選択されてしまって、苦労をする。これはIEが自動的に単語の区切りを認識し、意味のあるまとまりごとに選択できるように支援しているからだが、往々にして間違うことが多い。Firefoxだと通常はそうした支援を行わないので、選択したところがぴったり選択されるという訳だ。

しかし、IEでも自動区切り処理が失敗したときのためにぴったりとテキストを範囲選択する方法はある。知っている人は知っているが、知らなければちょっと気づかないかもしれない。やり方は簡単、普通に選択して余計な文字が手前に追加されたら、左クリックしたまま、マウスを選択開始点を超えて反対側まで戻し、そのまま選択終了点までドラッグしてやるだけだ。簡単に言えば、一旦逆側まで戻すというわけ。逆に後ろ側に余計な文字が追加された場合も、同様に行きすぎてから戻してやればよい。この説明で分からなければ、【Internet Explorer即効テクニック】Webページの文字列を思い通りに選択するを参照してほしい。

IEではダブルクリックで単語選択、トリプルクリックで行選択ができるようになっており、自動区切り処理も認識が失敗したときのみ、上記の一手間を掛ければ済むように設計されている。これを知っていれば、単語選択にイライラさせられることもずいぶんと減るだろう。

日本語版ではデフォルトOFFという設定があっても良いと思うけど。