2008年開始

何はともあれ2008年がスタートし、A Successful Failureも2年目に突入するわけだが、2年目を乗り切るに当たり、いくつか方針の変更を行うこととした。

まず、更新頻度は1週間に1、2回へと減らし、細く長く続けることを目標とする。空いた時間はちょっと別のことに使おうと思う。今年は勉強時間をしっかり取って、資格の一つでも取れるようにしたいところだ。あとはメタボリック症候群のリスクが高まってきた気がするので、適度な運動を心がけたい。

本来このblogは備忘録として始めたのだが、エントリを読んでもその日筆者が何をしていたのかさっぱり分からない。プライベートな事柄を取り上げることを極力廃していることと、会社の機密保持の観点から仕事上の話も取り上げないので、筆者の実生活の活動の大部分はblogには反映されていない。これでは備忘録としての機能を果たすわけがない。

blogとして公開する以上、記載内容は他人が読んでもそれなりに面白いものでなければ意味がないが、備忘録としては他人には価値がない、もしくは他人には教えられない情報のほうが重要な場合が多い。そもそもblogとしての価値を求めた時点で、備忘録としての機能は著しく制限されることが義務づけられているとも言える。公開blogと備忘録を兼ねることができる人は、機密保持義務が無い、就いている仕事が特殊でそれ自体が他人にとって面白いといった極めて限定した人になるだろう。

もちろん現状のblogにも過去の一定期間の知的探索の一部をアーカイブするという機能はあるわけで、それはそれで意味はあるのだが、やはり備忘録はほしい。そこで元日より別サイトに完全非公開で自分専用の備忘録を作ることとした。備忘録ではプライベートな情報や、固まる前のアイデア、日々思うくだらないことを書くことにする。他人が見ても何も面白くないだろうが、数年後自分が見たときには何らかの発見があるだろう。

あと、当サイトではコメント欄を閉じていたのだが、2年目を契機に開放することとした。もともとコメント欄を閉じていたのは、どうでもいいコメントの対処に時間を割くことを嫌ったからなのだが、どうもWebの双方向性という特長を殺しているデメリットが気になるので、ちょっと開放してみたい。まあ、筆者の気に入らないコメントは問答無用で削除することとして、炎上などが起こらないことを期待したい。blogger同士の交流なんかができれば素敵だと思う。

何はともあれ、本年もよろしくお願いします。