自分のことを棚にあげて発言する人と、発言すべきときに何も言わない人
社民党の場合
社民党の阿部知子衆議院議員は衆議院議員 阿部知子のホームページで国民保護は地方自治から取り組むべきだという趣旨のコラムを発表し、その中で国民保護における自衛隊の役割を強調した。批判の的になっているのは次の一節である。
阪神大震災は12年目を迎えたが、国民を災害から守ることを任務とされているはずの自衛隊が、国による命令を受けて救援に向ったのは、数日を経て後のことであった。
お前が言うな
言うまでも無いことだが、阪神大震災時の首相は日本社会党の村山富市氏であった。自衛隊の投入を遅らせたのは社会党である。自衛隊はもっと早期に投入すべく準備を整えていたのに、時の内閣は柔軟な対応が取れなかった。強力な支援装備(病院船、空母、揚陸艦、輸送船、ヘリコプター、車両、人員)を有する米軍の受け入れも拒否したのだが、もし早期に自衛隊・米軍の支援を受けていたら助かった人がどれだけいただろう。これが出来なかった理由としては社会党のイデオロギーが論理的な判断を拒否した点のほかに、必要な関連法案が未整備だった点も大きい。そのため、以後政府は関連法の改正をこれまで進めてきたのだが、そのたびに反対してきたのはこれまた社民党である。
某野球選手の場合
オリックスの退団が決まった中村紀洋内野手は、無免許でひき逃げ事件を起こし同じくオリックスを解雇された前川被告に対し、次のように苦言を呈した。
免許をもっていると思っていた。だまされた気分。もう1度自分を見つめ直してほしい。社会人として、最低限のマナーは守らないといけない
お前が言うな
根っからのトラブルメーカーで体よく球団を追われた人も自分を見つめなおす必要があるのではないだろうか。ちなみに中村は交渉期間中にスピード違反で検挙されていたことが判明している。
現在、中村の移籍先の検討が2ちゃんねるで進められており、いまのところこのような状態になっている。図の上のほうはだいぶ可能性が絞られてきたが、下のほうに目を向ければ無限の可能性が広がっているようだ。自分を見つめなおすには良いだろう。