サイト開始から2ヶ月

早いもので"A Successful Failure"開始から2ヶ月となった。2ヶ月で累計アクセスは8,000弱となった。1月末時点で3,000程度だったので、順調に増加しているように見えるが、ニコニコ動画の一連のエントリに対するアクセスが集中した一時的な影響が大きく、実質的なアクセス数はそれほど伸びているわけではない。

中でもニコニコ動画の傾向と対策ITmedia オルタナティブ・ブログニコニコ動画が思い出させてくれたものからリンクおよびトラックバックが張られ、多くのユーザが訪れることとなった。本サイト最初のトラックバックITmediaに戴いたことには感謝したい。また、ニコニコ動画まとめwikiにおいても多くの有名サイトのエントリとともに紹介されている。このまとめwikiからの流入量はすさまじく、当サイトの一日のアクセス数を5倍程度に押し上げることとなった。

ニコニコ動画の傾向と対策」という題目は何も考えずにつけたのだが、その日にニコニコ動画DDos攻撃で落ちることとなり、「対策」という文字列にだまされてアクセスした人がいたのではないかと思う。申し訳ない。DDos攻撃への対策なんて一言も触れていません。それでも被ブクマ数が10になったと言うことは、それなりに内容を評価して頂いたのだと思いたい。

一方、筆者が最も興味を持っているComputer Scienceに関するエントリは人気がない。個人的には非常に興味深いトピックスであるように思うのだが、どうもうまく面白さを伝えられていないようだ。ホーキング、宇宙を語る―ビッグバンからブラックホールまで (ハヤカワ文庫NF)の中でホーキングは「数式を1つ入れるごとに読者が半分に減る」という逸話を紹介し、どうしても入れざるを得なかったE=mc2という数式によって潜在的読者数が半分に減ったのではないかと危惧している。下記エントリの中で数式は一行も出てこないのだが、なにやら堅い長文があるとやはり敬遠されるのだろうか。

もっとも、あくまで当日記は筆者の備忘録という役割を期待されているので、上記のようなエントリがこれからも無くなることは無いだろう。面白い部分だけを簡潔に的確に伝えられる才能があればよいのだが。