カラダカラでウエスト測定義務化対策

朝日新聞の報道によれば、厚生労働省労働政策審議会は4月25日、メタボリックシンドローム予防のため、企業内の健康診断においてエスト測定を義務化する答申を行った。厚生労働省労働安全衛生法の関係規則を改正、2008年度から義務化に踏み切るという

会社の女性陣に感想を聞いてみると、健康診断日には会社を休むとかいう答えが返ってきたが、他の日に計測が振り返られるだけなので無意味である。それよりも、来年のウエスト測定に向けて、今から1年計画でシェイプアップに励む方が建設的というものだ

1年間という長いスパンのダイエットを想定した場合、食事制限のような即効性の手法よりも、基礎代謝を増加させる肉体改造を行う方が良いだろう。

中年以降でメタボリックシンドロームが問題になるのは基礎代謝が加齢とともに落ちるのに、若い頃と同じだけのカロリーを摂取しているからだ。出力が減っているのに、同じ入力を与えれば、太るのは道理である。逆に基礎代謝を増やす努力をすることによって、太りにくい体質になることができる。食べても太らないと言う夢の肉体を手に入れることが出来るかも知れない。

筋肉を付けることによって基礎代謝を増加させることが出来るので、筋肉を付けるような運動を行う習慣を付けることが重要だ。スポーツが好きな人なら、ジョギングとかテニスとか水泳とか定期的に行うことで簡単に筋肉を付けることができるだろうが、筆者はスポーツは大の苦手なので、腹筋と腕立て伏せを毎日行うこととした。
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とはいえ、一人で黙々とやっていても続くものではない。そこで助けになるのが、健康のポータルサイトカラダカラである。カラダカラでは、健康管理に対する様々な情報提供に加えて、体重や体脂肪、ウォーキングや腹筋など、すべての健康ライフを簡単に記録できるカラダカラノートを付けることが出来る。

入力したデータはグラフとして表示されるため、自分の進捗状況を一目で把握することが出来るし、サークルに参加すれば、一人では止めてしまいがちな禁煙やダイエットなども励ましあいながら続けることができる。もちろん、データは非公開に設定することが出来るが、多くの女性を含むユーザが体重などのデータを公開し、ダイエットに励んでいる。他の人に見られていることが、毎日続けようと努力するモチベーションとなるのである。

筆者のカラダカラノートの記録によれば、このゴールデンウィーク期間中に腕立て伏せ220回、腹筋600回行っており、体重が1.8kg減少した。体重の減少は基礎代謝の増加によるものではないだろうが(そんなに早く効果は出ない)、カラダカラが提供するコミュニティ機能はダイエットなどの健康管理を推進する動機付けとなると感じた。来年のウエスト測定に向けて、今しばらくカラダカラの利用を続けていきたいと考えている。来年、ウエスト測定の通知を受けてあわてなくて良いように、今から運動を始めて見てはいかがだろうか。