首都圏の若者の堅実な生活

日経の調査によれば、首都圏に住む20代の若者を対象としたアンケートによって、車を買わず、酒もあまり飲まない。休日は自宅で過ごす。無駄な支出を嫌い、貯蓄意欲は高いという生活が明らかになった。痛いニュースでも取り上げられ、はてなブックマークにも多くのコメントが寄せられている。

この調査はJR東京駅から30キロ圏内に住む20代、30代の男女を対象にして行われた。乗用車を「持っている」人は20代で13.0%と2000年の調査に比べて10ポイント低下したことが伝えられているが、首都圏では車が無くても公共の交通機関が整備されているため困ることは少ない。2000年から低下した理由の一つには、インターネットの普及による乗り換え案内サービスの存在が大きいと思う。2000年以前にも公共の交通機関は今と同様に存在したが、乗り換え案内サービスはその可用性を格段に向上させた。何時にどこに行くためにはどうやっていけばいいか、昔は路線図と電話帳を片手に一生懸命調べなければならなかったのが、今や携帯ですぐに答えを得られる。Suicaに代表される電子マネーの導入も相まって、電車やバスを利用するハードルがここ10年で格段に下がったのである。公共の交通機関の可用性の向上が、首都圏における車離れを後押ししたと言えるだろう。

筆者は、車を持たず、酒を飲まず、休日は自宅で引きこもる、アンケート結果の生活像をもう少し極端にしたような生活を送っている。そもそも外出しないので、車は必要ないし、会社への通勤は電車以外の選択肢はない。貯蓄意欲は特にないが、Amazon以外に金を使う場面があまりないので、普通に生活していたら金は貯まっていく。銀行口座は何も考えず放ってあるのだが、興味がでれば運用に手を出してもいいかも知れない。

おそらく筆者は一生結婚することは無いだろうし、このままだらだらと人生を浪費していくのだろう。2ちゃんねるのレスは、その部分を鋭くえぐる。

3 名前:名無しさん@八周年 投稿日:2007/08/22(水) 17:27:33 id:vovY0jLr0[]
で、何を楽しみに生きているんだ?

誰か人生の楽しみ方を教えてはくれませんか?